家の周囲をチェックしましょう
- 屋根瓦やトタンがめくれたり壊れたりしていませんか。
- テレビアンテナはさびたり緩んだりしていませんか。
- 雨どいに枯葉や砂が詰まっていませんか。
- 雨戸はきちんと閉まりますか。
- 窓にひび割れやがたつきがありませんか。
また強風による飛来物などに備えて、外側から板でふさぐなどしましょう。
- プロパンガスのボンベはきちんと固定されていますか。
- 物干し竿や植木鉢が風に飛ばされないようにしましょう。
- 自転車や看板などを屋内へしまいましょう。
- 浸水の恐れのあるところでは、家財道具や生活用品を家の中の高い場所へ移動しましょう。
大雨の中を避難するには?
- 動きやすく安全な服装を心がけてください。靴はひもでしめられる運動靴にしましょう。
- 足元に十分注意してください。長い棒を杖がわりにして安全を確認しましょう。
- 避難するときは2人以上が原則です。ロープでお互いを結んで避難しましょう。
- 水の深さに注意をしてください。
水深が腰まであるようなら無理をせず救援を待ちましょう。
- 高齢者は背負ったり、子供には浮袋をつけさせたりして安全を確保しましょう。
土のうの作り方・使い方
土のうの作り方
- スコップで土のう袋に7~8割の土を入れます。(重さ:およそ20~30kg)
- 袋の端に出ているひもを引いて、袋の口を絞ります。
- 袋の口の周りにひもを2~3回まわし、まわしたひもの下にひもの先を下から上へ通して締めます。
土のうの代用例
- 家庭用ナイロンゴミ袋で!
家庭用ナイロンゴミ袋(40リットル程度)を二重に重ね、中に半分程度の水を入れて口を閉めます。段ボール箱に入れ、並べて使えば強度が増します。
- プランターとレジャーシートで!
土を入れたプランターを並べ、レジャーシートで巻きます。
- ポリタンクとレジャーシートで!
水を入れたポリタンク (10~20リットル)を並べ、レジャーシートで巻きます。
土のうの使い方
- 出入り口に並べ、浸水を防ぎます。
閉めた口を一方向に向け、置いた上からしっかりと押さえましょう。
- 排水口から水が溢れるのを防ぎます。
排水口のふたの上に直接 土のうを置くか、ふたの周りを土のうで囲みましょう。
地震発生時に自宅にいるときの行動
津波から身を守るために
情報を集めよう
- 避難場所を確認しておく。
- 地震がおきたら、テレビ、ラジオ、防災行政無線などで、正しい情報を聞く。
津波の特徴
- 津波のスピードは早い。
- 津波はくり返しやってくる。
- 満潮の時は要注意。
- 引き潮がなくても注意。
注意報・警報が出たら
自力で避難が困難な人を誘導するポイント
災害発生時には、誰もが「自らの身は、自ら守る」という意識で行動をとることが必要です。しかし。避難行動要支援者にとっては、必ずしもそれは簡単なことではありません。行政や地域が協力して支援することが必要です。
目の不自由な人
- つえを持つ手と反対側のひじのあたりに軽く触れ、ゆっくりと歩く。
- 進むべき方向は「○時の方向です」と時計の針で表現するのもよい。
耳の不自由な人
- 身振りや筆談などで正確な情報を伝える。
- 口を大きく動かし、はっきりと話す。
車いすを利用している人
- 階段は3人以上で救助を。
- 上りは前向き、下りは後ろ向きで移動する。
外国人
- 身振り手振りで話かけ、孤立させないように心がける。
- やさしい日本語を使用する。
文章は、次のような表現を心がける。
1文を短くして、文の構造を簡単にする。
文字数・・・平均24文字
文節数・・・平均6文節
漢字数・・・平均3~4文字(ふりがなをつける)
曖昧な表現、二重否定分は避ける。
難しい単語は避け、簡単な言葉を使う。
重要な言葉、よく使われる用語には、やさしい日本語で説明を加える。
お年寄りや怪我をしている人
- 複数人で手助けする。
- 緊急の場合は、背負うなどして避難する。